「詰んだ」、「人生詰んだ」と不意に口に出していませんか?この言葉を聞くと、とてもネガティブな印象を受けます。
言わないに越したことはないはずです。
そのためには、あなたの現在の状況が「人生詰んだ」という状態に当てはまっていて、どうしようもないのか一度考えてみましょう。
この記事を読めば悩みが少しは楽になるはずです。
特に30代男性について詳しく書いていきます。
「人生詰んだ」の本当の状態
そもそも、「人生詰んだ」とは、字の通り「人生終わった」という意味です。
「人生もう手遅れでどうしようもない」と言い換えることもできます。
次に、一般的に「人生詰んだ」と言われる状況を説明していきます。
1つ目が金銭的な問題です。借金が膨らみすぎてもう自己破産するしかない状態まで陥ってしまった時を指します。
2つ目は体の健康上の問題です。生きるための必要最低限の行動しかとることができない状態を指します。
3つ目が精神上の問題です。何らかが原因で自分では通常の思考ができない状態を指します。
3つの大まかな例を示しましたが、この3つのいずれか1つでも経験することがある人はそうはいないのではないでしょうか?
この3つの状況のことを頭に入れておくだけで、「自分の悩みなんて大したことないっ」て思えるかもしれないですね。
「人生詰んだ」と感じやすいとき
「人生詰んだ」と感じやすいエピソードを紹介していきます。
- 重い病気にかかったとき
- 受験や就職活動に失敗したとき
- 会社をクビになったとき
- 失恋したとき
- 会社や学校などで人間関係がうまくいかないとき
皆さん共感することが多いのではないでしょうか。私自身、受験に失敗したり失恋したりしたこともあります。
人生において受験で初めて大きな失敗を経験する人は多いはずです。
単純に結果だけを見るとダメなのかもしれません。
しかし、勉強をする過程で得たものは決して無駄ではなく、失敗したことで新しい選択をしたり、次のステップで頑張ったりすることもできます。
就職に関しても同様のことが言えます。
恋愛に関しては人それぞれなので一概に断定はできませんが、たとえ失恋したとしても他に熱中できることがあればよいのではないでしょうか。
その時だけしっかり落ち込んで次に進めばいいんです。私も何度か経験済みで、なんとか切り替えることができました。
重い病気にかかって絶望する人もいると思います。
しかし、自分の周りには難病を持ちながらも常に新しい目標をもって突き進んでいる人がいるのもまた事実です。
私が経験したことのないことを語るのはおこがましいかもしれませんが、すべてのことをプラスにして考えることができるならば「詰んだ」とはもう思わないでしょう。
周りで支えてくれる人の存在も大切にできるといいかもしれません。
会社をクビになったとしても、自分がやりたい新しいことにチャレンジするきっかけになります。
たとえ会社で人間関係がうまくいってなくとも、家庭や他の友人たちとの関係を大切にすればいいのではないでしょうか。
思い切って会社を辞めるのも一つの手段でしょう。
子供の場合ちょっとしたことで関係が良くなることなんてあるはずです。
いろいろ書きましたが、どれも自分が「詰んだ」と思っているだけなんです。
上記のどれも本当に「人生詰んだ」と言えないかもしれません。
とはいっても、その時その時で悩むのは当たり前です。それを否定する気は全然ありません。
だからこそ上記で悩まれてる方はぜひ次にある対処法をチェックしてください。
「人生詰んだ」と感じたときの対処法
今まで説明してきたように、「人生詰んだ」と思うときは人によって異なると思います。
今からは、「人生詰んだ」と感じたときの対処法を挙げていきます。どの場合も基本は対処法は一致してくるんです。
- 一人で抱え込まない、誰かに相談する、人を頼る
- 自己分析をする、思考法を変える
手遅れになる前に気づいて行動するのってなかなか難しいですよね。
危険な状態であることは内心気づいてはいるものの誰にも相談することができない場合が多いはずです。
だから、日頃から誰かに愚痴を吐いたり、悩みを打ち明けたり、自分一人で解決せずに誰かを頼ったりすることはとても大切です。
また、一人でふさぎ込んでいると視野が狭まり、しっかりとした思考ができなくもなります。
誰かに相談するとともに、自分の今の状況を見つめなおすも大事になります。
厳しい状況の中、自分一人で自己分析をしようとは思わないと指摘されるかもしれません。
しかし、よく考えてください。誰かに相談するようにしていたら、その過程で自己分析を促されるでしょう。
相手は家族や友人、施設の人かもしれません。指示に従って自分を客観的に見つめなおし、前向きな考え方にもっていけるようになれば状態も改善されるでしょう。
少し話は変わりますが、私が最近感じることは、オフで会える友達とオフラインでしか会えない友達の存在の違いです。
私は、オフで会う友達にはなかなか照れくさくて本音を言うことができません。
ですが、オフラインでしか会えない遠くにいる友達にはなぜか気軽に悩みを打ち明けることができます。
初めて会う人や普段会わない人、画面の中の人だからこそ話しやすいこともあるんです。
先ほども触れましたが、私も何度か挫折を経験したことがあります。
うまく乗り越えられたと思う最大の理由は、ポジティブな思考にあると確信しています。
受験に失敗したからと言って、人生がダメになるわけでもないですし、勉強したいことは他の場所でもできるはずです。受験に限らず他のことにも言えるのではないでしょうか。
30代男性の「人生詰んだ」
ここではようやく30代男性にスポットを当てていきたいと思います。
30代というと、仕事も安定して、子供もできる年齢に当たります。
そんな中「人生詰んだ」と感じてしまうことを考えてみましょう。主に以下3つが挙げられます。
- 仕事をクビになる
- 昇進できない
- 給料が安い
- 長年付き合っていた彼女と別れる
- 離婚する
- 家庭と仕事の両立がうまくいかない
- 30代でフリーターまたは安定した職に就けない
- スキルや経験が少ない
30代男性の悩みは仕事と家庭の大きく2つに分かれます。
30代男性とはいっても悩みはどの年代でもさほど変わらないかもしれません。
ただ30代を超て仕事をクビになってしまうと絶望的な気持ちになるでしょう。「これから昇進していくはずだったのに」と。
しかし、昔と違って今はスキルや経験があれば雇ってくれる会社は増えています。
悲観的になりすぎず、また一から頑張ってみましょう。
また、30代後半までには子供が欲しいと思う人が多いはずです。
そんな中夫婦仲がうまくいかず、離婚するケースも増加しています。
離婚する理由はそれぞれだと思いますが、30代でずっと独身となると孤独や不安も感じるでしょう。
ですが、離婚が増えてきてる世の中だということを捉えれば、独り身だということは何ら珍しくはないはずです。
むしろ、離婚するという決断が新たな出会いを生むというくらいの心構えが必要かもしれません。
仕事と家庭について話しましたが、それぞれ両立するのは大変難しいです。
だから離婚も増えているのかもしれません。
ですが、先ほども言ったように、離婚するのも仕事を辞めるのも一つの選択肢なんです。
その他、昇進できない、給料が安くて家庭が築けない、長年付き合っていた彼女と別れるなどの悩みも考えられます。
どれも30代になると意識してしまうものです。
そんな時はやはりポジティブに考えるか違う選択をするしかありません。
「昇進できなくとも、給料が安くとも今の仕事が楽しければいい」、または「仕事を変えてみよう」と考えるようにしましょう。
「もっと良い人を見つけよう」と言い聞かせましょう。
一つの選択が新たな選択を生んでくれるはずです。思いきって決断して新たな道を踏み出すことは決して悪くはないんです。
30代でフリーターである、安定した職に就けていない、スキルや経験が少ないなどの場合は少しだけ状況が異なります。
しかし、少しだけです。
結局自分だけが「人生詰んだ」と思い込んでいるだけで、あと何十年もあればスキルなんて磨くことは可能です。
もっと自信をもってできることから始めましょう。
他人の「普通」に惑わされてはいけません。
「人生何とかなる」と思ったもん勝ちなんです。
30代男性が「人生詰んだ」と感じてもまだこれから!
上記の状態に陥ったとしてもまだ人生は半分以上あります。
自分で「人生終わった」と決めつけなければまだまだチャレンジできるはずです。
「人生やり直そう」と考えるより、「これからまた新しいことを始めるぞ」と考えるくらいの方が気が楽だと思います。
ネガティブになってしまっている人は前向きに捉えていくことをお勧めします。
この記事を読んで少しでも気持ちが楽になっていれば幸いです。