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丁寧な暮らしがうざいと感じるときは?ズバッと本質を解説します!

あなたは「丁寧な暮らし」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?

憧れるでしょうか、それとも、うざいと感じるでしょうか。

少し前に、丁寧に暮らす餓鬼というコミックエッセイが流行りました。

どんな内容かというと、仏教の世界観に登場する「餓鬼」が、その容姿からは想像ができないほどの丁寧な暮らしをしている、というもの。

このコミックエッセイがTwitterで話題となり「丁寧な暮らし」に、憧れる人が多くなったとも言われています。

かと思えば、陰と陽の法則で、そのような丁寧な暮らしに憧れる人もいれば、うざがる人もいる。

事実、ネットで「丁寧な暮らし」と検索をすると「うざい」という候補が出てきます。

そこで、この記事では、人が丁寧な暮らしをうざいと思う理由や、うざいと思った時に考えたいポイントについて解説します。

この記事を読めば、自称、丁寧な暮らしをしている人を見かけても「そういう人もいるのね」と、サラリと受け流すことができるようになりますよ。

丁寧な暮らしを「うざい」と感じる理由は?

丁寧な暮らしを「うざい」と感じる理由や、「うざい」と思うポイントも人それぞれです。

そのため、ここでは、代表的なもの、人間の性質に沿った本質的な理由を厳選して、5つ解説します。

自分にあてはまる部分はあるかな、という視点で読んでみてくださいね。

①無意識に自分と比較しているから

結論、無意識のうちに自分の暮らしと比べているからです。

SNSが発達している現代社会では、良くも悪くも他人の生活を覗くことが出来ますよね。

ということは、自分の暮らしぶりに対する比較対象があるということ。

例えば、過去の私は、毎日、仕事でヘロヘロになっているOLでした。

そのときに「丁寧な暮らし」の投稿や動画を見た際、心の中に湧き上がる第一声は、いつもだいたいこんな感じ。

  • そんな暇あったら早く寝たいんですけど。
  • いいですね、時間に余裕のある人は。
  • 今の私と同じように働いていて、こんな丁寧な暮らしができるなら、お前もやってみろ。

若干、私の口の悪さが出てしまったかもですが、このような感情を抱いたり、うざいと感じる人も多いのではないでしょうか。

②ただの自分アピールとしか感じないから

丁寧な暮らし、と見せかけて、実はただの自分アピールのような気がするから。

敢えて、尖ったことを言ってしまうと、丁寧な暮らしって、一体誰のためにしているのでしょうか。

恐らく「自分のため」と答える人が圧倒的に多いはず。

でも、もし自分のためなら、SNSに投稿する必要ってあります?ってなりますよね。

2022年11月現在、インスタでは「丁寧な暮らし」というハッシュタグで、375.8万件もの投稿があるんです。

丁寧な暮らしをアピールして、世間から1つでも多く「いいね!」が欲しい!「素敵ですね」と言ってもらいたい!

あわよくば、オーガニック系や、地球や自然にやさしい系の企業からのPR案件(収入)を狙っています、的な下心。

それは決して悪いことではありませんが、そういったものを感じてしまったときには「うざい」と感じる人もいます。

③カタチだけ丁寧な暮らしだから

SNSやYouTubeを見ていると、丁寧な暮らしって、どれも似たような印象を受けませんか?

実は「カタチだけ」で、丁寧な暮らしを「気取ってる」人もいそうですよね。

その部分に「うざい」とか「薄っぺらい」と感じる人も多そうです。

例えば、丁寧な暮らしの象徴的なアイテムといえば、弁当箱。

事実として「丁寧な暮らし 弁当箱」とググってみると、下記のような画像が出てくるほど。

ということは、このような弁当箱を持っているだけで「丁寧な暮らし」をしているつもり、になることもあり得ますよね。

でも、化けの皮が剝がれるという言葉があるように、本当にその人が丁寧な暮らしをしているかは、実は所々に出ているもの。

特に「上辺だけ」ということに強い嫌悪感を抱く人は、そうしたカタチだけの人を「うざい」と思うでしょう。

Google

④言葉の響き自体を「うざい」と感じるから

「丁寧な暮らし」という言葉自体を「うざい」「胡散臭い」と感じるという人も多いようです。

人が暮らしに何を求めるかは、千差万別なので。

例えば、楽しさ、ハイテクな機器に囲まれた便利さ、経済的または物質的な豊かさなど、いろいろありますよね。

そのため、あまりにも丁寧さを推されると、人は押しつけがましさや、違和感を覚えます。

その結果、「うざい」「ほっとけ」「余計なお世話」だと感じることがあります。

⑤「羨ましい」という気持ちがあるから

丁寧な暮らしをしている人をうざいと感じるのは、受け取り側に、実は「羨ましい」という気持ちがあるからかもしれません。

  • 本当は、自分も心にゆとりを持って生活したい(でも仕事に家事にそれどころじゃない)
  • 本当は、コーヒーもインスタントじゃなくてドリップにしたい(でも時間がもったいない)
  • 本当は、オーガニックや無添加にこだわりたい(でも、そうゆう商品は値段が高い)

心の底に、こうした葛藤があると「うらやましい」という気持ちが「うざい」に変わることもあります。

人の丁寧な暮らしを「うざい」と思ったら

人の丁寧な暮らしぶりを見て「うざい」と思ったら、自分の中の「丁寧な暮らし」の定義を考えてみましょう。

なぜなら、丁寧な暮らしは、人によって変わるものだから。

例えば、大豆を発酵させて手間暇かけて味噌を作ることを「丁寧な暮らし」と定義している人がいたとします。

一方で、味噌はスーパーで買って、味噌の仕込みに費やす時間で整体に行き、疲れた自分の身体をほぐすという人もいます。

後者の人も、自分の身体の声を聞いて、自分の身体を丁寧に扱っている、つまり丁寧な暮らしをしている人ですよね。

というように、実は丁寧な暮らしは、人間の数ほど存在し、正解はありません。

自分にとっての丁寧な暮らしは、どんな暮らしなのかを、一度、考えてみるのもいいかもしれませんね。

まとめ

今回の記事では、人が丁寧な暮らしを「うざい」と思う理由や背景を解説しました。

確かに、物を丁寧に扱ったり、時間を掛けて料理を作ることも素敵なことですよね。

でもSNSで見かけるような暮らしをしていたとしても、自分が疲れてしまうようでは本末転倒です。

他人ではなく「自分」にとっての丁寧な暮らしや、丁寧さを感じる行動を日々の暮らしの中で取り入れていきましょう。

最後に、誰でも無料で簡単に、今すぐできる、私が感じる「丁寧な行動」を紹介します。

それは、意識的にゆっくり呼吸をすること。

ゆっくり呼吸をすると、心と脳が落ち着くような気がするのと同時に、私はいつも「丁寧さ」も感じています。

そして、そうした丁寧な時間が5分でもある生活は、私にとっての丁寧な暮らしに該当します。

ゆっくり呼吸をする!ぜひ試してみてくださいね。

  • この記事を書いた人

YuniSuzuki

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