- 古い護符をどうすればいいのかわからない
- 護符を返納するタイミングを知りたい
- 護符の返納方法を知りたい
悪いものから守ってくれる、願いを叶えてくれると言われている護符。
護符は家の壁に飾ったり、肌身離さず大切に持ち歩いたりしている方が多いと思いますが、「気が付いたらもらってから何年もたっていた」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
護符はいつまで持っていていいのか、効果の期限はあるのか気になりますよね。
また、大事にしていた護符を返納するにはどうしたらいいのかも迷うところだと思います。
そこで今回は、護符の返納の時期と方法について詳しくお伝えしていきます。
護符を正しく取り扱って、ご利益を授かるための参考にしてくださいね。
護符の返納時期の目安は1年後
古い護符を持っているという方もいらっしゃるかもしれませんが、実は護符の効果には期限があるんです!
一般的な護符は、発行から1年で効果が切れると言われています。
そのため、護符の返納時期の目安は次のようになります。
護符の返納時期
- 1年たったとき
- 願いがかなったとき
- 願いが変わったとき
- 護符が破損したとき
①1年たったとき
一般的な護符は効果の期限が1年と言われているので、もらってから1年後が返納のタイミングになります。
もらった護符がそのまま家にたまっているという方は、これを機に返納してみてはいかがでしょうか。
②願いがかなったとき
護符は願いがかなったときに効果がなくなると言われています。
たとえば、受験や就職試験の合格や恋愛成就などの願いがかなったときが該当しますね。
そのため、もらってから1年たっていなくても、願いがかなったときが護符に感謝して返納するタイミングになります。
③願いが変わったとき
護符に祈願していた願いが変わったときも、返納のタイミングになります。
たとえば「受験の合格を祈願して護符をもらったけれど、受験をやめて別の道に進むことになった」という場合が該当しますね。
返納をしないと、その護符は引き続きもとの願いをかなえようとし続けるので、良くない作用があるかもしれないと言われています。
④護符が破損したとき
護符が破損してしまったときも、実は返納のタイミングです。
少し汚れたり破けたりしたくらいなら大丈夫ですが、大きく破損してしまったときは、護符が持ち主の身代わりになって守ってくれたと言われています。
守ってくれた護符に感謝して、正しい方法で返納したいですね。
【護符の返納】5つの方法をご紹介
護符を返納するタイミングがわかったところで、次はどのように返納したらよいのかをご紹介していきます。
護符の返納には、次の5つの方法があります。
護符の返納方法
- もらったところに返納する
- 神社やお寺に返納する
- どんど焼きでお焚き上げをする
- 自分で処分する
- 専門業者に依頼する
①もらったところに返納する
護符を返納する場合は、まず発行してもらったところに問い合わせをしてみましょう。
護符の発行元によっては、返納に関して特別なルールがあるかもしれません。
発行元が護符の返納を受け付けていない場合や、特別なルールがない場合などは、次の②~⑤の方法で返納ができます。
②神社やお寺に返納する
護符は一般的なお守りやお札と同じように、神社やお寺でも返納することが可能です。
返納された護符は、他の返納品と一緒にお焚き上げをしてもらえます。
ただし、神社やお寺によっては返納を受け付けていない場合もあるので、必ず事前に問い合わせをしてくださいね。
返納の費用は無料から数百円程度のところが多いようですが、自分で決めた額をお賽銭する場合もあります。
宿坊研究所のサイトでは、全国の古いお守りの返納所が紹介されています。
どこに返納したらいいのかわからないという方は、参考にしてみてくださいね。
③どんど焼きでお焚き上げをする
どんど焼きは小正月に行われる火祭りの行事です。
子どもの頃に参加して、習字などをお焚き上げしたことがあるという方もいらっしゃるかもしれませんね。
ここでお正月飾りやお守りなどと一緒に、護符をお焚き上げすることができます。
お焚き上げについてはじゃらんニュースのサイトに詳しく載っていますので、興味のある方はチェックしてみてください。
④自分で処分する
自分で処分したいという方には、次の2つの方法があります。
- 自宅でお焚き上げをする
- 可燃ごみに出す
どちらも感謝の気持ちを込めてお清めをしてから処分します。
自分で処分する方法
- 護符を紙の上に置く
- 粗塩を護符の隣に、左、右、左の順に置いて清める
- 護符を紙で包む
- 包みごと火をつけて燃やすか、可燃ごみに出す
自分で燃やしてお焚き上げをする場合は、くれぐれも火事や火傷には注意してくださいね。
⑤専門業者に依頼する
神社やお寺に返納したり自分で処分するのが難しいという方は、専門の業者に依頼するのもおすすめです。
専用のキットを購入して郵送するだけで、神社でのお祓いとお焚き上げをしてもらうことができるところもあります。
みんなのお焚き上げでは、レターサイズの1,650円(税込)から気軽に申し込むことができるので、興味のある方は参考にしてみてくださいね。
まとめ
今回は護符の返納の時期と方法についてご紹介してきました。
護符の効果は1年と言われているので、古い護符をお持ちの方はこれを機に返納してみてはいかがでしょうか。
返納の方法としては、次の5つがあります。
- もらったところに返納する
- 神社やお寺に返納する
- どんど焼きでお焚き上げをする
- 自分で処分する
- 専門業者に依頼する
今まで守ってもらった護符に感謝の気持ちを込めて、きちんと返納したいですね。