- 自分から振ったのにどうしてこんなに辛いの?
- 辛い気持ちをなくすためにはどうしたらいいの?
- 辛い期間を乗り越える方法が知りたい・・・
このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか?
振られる側が辛いのは一般的に理解されやすいですが、振った側も同じように苦しんでいるというのは振った本人しか分かりませんよね。
しかし、実際にその悩みを抱えている人は少なくありません。
この記事では、自分から相手を振ったときにどうして辛くなってしまうのか理由を解説し、少しでも心が軽くなるようにその苦しみを乗り越える方法をまとめました。
この記事を読めば、「自分から振ったのに辛い理由」と「辛さを乗り越える方法」が分かります。
相手を振って別れたけど、辛くて苦しいとお悩みの方は是非ご覧ください。
自分から振ったのに辛い理由
この記事を読まれている方の中には「振られたわけじゃないのになぜこんなに辛いんだろう・・・」とお悩みの方もいらっしゃると思います。
しかし、振った・振られたに関係なく、そういった感情になることは当然のことであり、れっきとした理由が存在するのです。
ここでは、その主な理由について説明していきます。
長年近くにいた存在が居なくなり、孤独感を感じる
最も大きな理由として、近くに居た存在が居なくなり、孤独感を感じるということが挙げられます。
恋人と別れても日常の生活は普段通りやってきます。
引っ越しをしたわけでも転職をしたわけでもなく、自分を取り巻く物理的な環境は変化しません。
しかし、目に見えない精神的な環境は大きく変化しています。
特に長い年月を共に過ごしたパートナーが居なくなった場合はその変化は顕著に表れます。
その変化は自分も相手もどちらも同様に表れ、「振られた側だから辛い」「振った側だから辛くない」ということは全く関係ないのです。
支えてくれていた存在がなくなり、一人きりになると必ず大きな孤独を感じます。
そのことに慣れるまでは時間がかかるのです。
その結果、振った側でも胸にぽっかりと大きな穴が開いた気分になり、辛く感じてしまいます。
もし、「自分から振ったから人に相談しづらい」と感じられている方がいたら安心してください。
そして、その感情が「単純に側にいてくれた人が居なくなったから」なのか「他でもない、その人自体が居なくなってしまったから」なのか考えてみてください。
もし、前者の場合は友達と一緒にいる時間を増やしたり、今までできなかったことに挑戦したりと他の事に意識を向けることで心の辛さは比較的早く解消できるでしょう。
相手の様子を想像してしまう(見てしまう)
同じ学校や職場など身近なところに相手がいる場合、どうしても視界に入ってしまいませんか?
いつもと違う相手の様子を見ることで、自分がとても悪いことをしたような気持になり、落ち込んでしまう人も多いです。
また、SNSでついつい相手のアカウントをチェックしてしまうことはありませんか?
ネガティブな発言を見てしまうと、どうしても「自分のせいかも」「大丈夫かな、しっかり生活してるかな」など、心配してしまいますよね。
実はその行動は自分を苦しめることに繋がっているので、早く忘れたい場合はなるべく気にしないようにしましょう。
思い出が多い
特別な場所ではなくても、駅・お店・公園・喫茶店・スーパー・・・など、付き合ってた頃の思い出の場所はいたるところに存在します。
ふとした時に、「ここでこんなことがあったな・・・」と思い出してしまうという経験はありませんか?
そして、思い出というものは時間が経つにつれて美化されていきます。
そんな思い出に辛い気持ちが誘発されてしまうのです。
自分宛ての連絡が減った
今まで電話やメール、LINEなどを使った連絡のやり取りが一番多かった相手は付き合っていた相手ではないでしょうか?
昨日までは鳴っていた電話やスマートフォンがいきなり静かになると寂しく思いませんか?
そんな時、「彼(彼女)と別れたんだ・・・。」と改めて実感することもあると思います。
そうすると自然と気分が落ち込み、悲しくなってしまいます。
辛くなるのは別れ方にも原因がある
辛くなる理由を挙げましたが、もちろん恋人と別れたすべての人に当てはまるわけではありません。
中にはお互いが納得して、円満に別れたというパターンも存在します。
では、どういった別れ方に「振った側が辛い」と感じることが多いのでしょうか。
一時の感情で別れを切り出してしまった
一時の感情により相手のことを振ってしまった場合、後悔することが多いです。
喧嘩をしたとき、勘違いをしてしまっていたとき・・・頭に血が上って別れ話を切り出してしまった、というカップルは多いのではないでしょうか?
特に言い争いをしているときなどは冷静に物事を考えることが難しい状況です。
その場で「どうしても無理!この人とはもうやっていけない!」と感じたとしても時間をおいて冷静になると、「どうして別れようなんて言ってしまったんだろう。」と感じることも少なくはありません。
そのような場合は振られた側より振った側の方が後悔が大きく、辛い気持ちになることも多いです。
もしも喧嘩などが原因で相手との別れが頭に浮かんだ場合は、自分と相手のことを一度客観的に考えられるくらい冷静になるまで、「別れる」というキーワードは出さないようにしましょう。
相手以外に別れることになった原因がある
相手以外に原因がある場合、どうしてもお互いに未練が残りやすいです。
考えられる原因
- 自分または相手の家族
- 仕事
- 環境
- 距離 など
相手以外の原因としては「自分/相手の家族に猛反対され別れざるを得なかった」「職場恋愛がバレて問題が起こった」「お互いが忙しくて会う機会が減った」「遠距離恋愛に耐えられなかった」など、様々な原因が考えられます。
しかしこの場合は、お互いに非があって別れたわけではないので、時間が経てば復縁する可能性も高いと言えるでしょう。
短所ばかりを気にして別れてしまった
長い間一緒にいると、相手の短所が目につくようになってきます。
短所とまでは言わなくても、「自分と合わないな」「ここが少し嫌だな」と感じてくることがあるかと思います。
反対に、最初はいちいち嬉しく思ったり良いなと思ったりしていたことに対して何も感じなくなってしまった経験はありませんか?
そうなると余計に嫌な面ばかりが気になるようになってしまいます。
こうした理由で別れてしまうパターンは少なくはありません
そして、多くの場合は別れて冷静になった後に相手の良さを再確認するのです。
「居なくなって初めて大切に気が付いた」とはまさにこのことだと考えられます。
別れを考えるときは相手の短所だけではなく、長所や好きなところをよく思い出してみると良いでしょう。
辛さを軽減し、辛い時期を乗り越える6つの方法
では、実際に辛い気持ちを少しでもなくすために、どのような方法があるのかまとめていきたいと思います。
①生活習慣を整える
生活習慣を整えましょう。
具体的には次の通りです。
生活習慣を整えるために
- 早寝早起きをする
- おいしい食事をしっかりととる
- 睡眠時間を十分に確保する
- 適度な運動をする・・・など
別れた後に、何もする気になれない、泣き通しでご飯が食べられない、夜しっかりと眠れない・・・という状況に陥ってはいませんか?
こんな時だからこそいつも以上に意識して生活リズムを作っていきましょう。
②辛い気持ちを溜め込まず、心の声を形にする
辛い気持ちを溜め込んだまま過ごしてしまうと、いつまでたっても引きずり続けてしまう可能性があります。
心の声を形にすることでスッキリさせましょう。
具体的には次の2つの方法があります。
心の声を形にする方法
- 人に話す
- 日記や紙に書く
自分が信頼している人(友達や家族など)に話をしたり、紙に書き出したりすることで、心は少しスッキリと晴れやかな気持ちになります。
特に紙に書くことはイライラが溜まったときに、そのイライラを解消させる手としても有効です。
形にすることで、自分の中でモヤモヤと溜まっていく感情の塊を整理することが出来るのです。
③集中できることを見つける
他に集中できることを探してみましょう。
好きなことがあるならそれに時間をかけたり、何か別の新しいことに挑戦したりしてみても良いですね。
意識を向けられそうなものなら、塗り絵やパズルなど単純な作業でも良いでしょう。
とにかく、相手のことを全く考えない時間を作ることが大切です。
④SNSは利用しない
しばらくの間、SNSの利用を控えましょう。
可能であれば全く触らないようにすることをおススメします。
理由は「別れた相手の情報を知ってしまうから」です。
SNSを通して相手の状況を知るということが一般的になりつつある世の中ですが、SNSでは思わぬところから様々な情報、知りたくなかった情報までもを得てしまう可能性もあります。
相手のアカウントだけではなく、しばらくの間は全面的に使用を制限しておくと良いでしょう。
⑤自暴自棄にならず、自分を正当化する
自暴自棄にならずに、無理やりにでも自分自身を正当化してください。
- 私なんて・・・
- 私に振る権利なんかなかった・・・
- 相手の方が辛いのに自分も辛いなんて甘えてる・・・
相手のことを振って辛い思いをしている人は、どうしてもこのように考えがちですよね。
しかし、その考え方は自分を自滅させているようなものです。
意識して、自分を責めるような思考はストップさせましょう。
付き合っていた相手を振るということは自分にも相応の覚悟が必要だったはずです。
それでも別れを切り出したということは、どうしてもその人とは一緒に居られない運命だったのでしょう。
本当の運命の相手と巡り合う為に必要な時間や経験だったのかもしれません。
あまり自分のことは責めずに、「別れる運命だった」「相手にも自分にもこの方が良かった」と自分を肯定してあげてください。
そうすることで少し胸が軽くなりますよ。
⑥環境を変える
どうしても辛くて日常生活を普段通りに送ることが出来ないという場合、思い切って物理的に環境を変えてみるのも一つの手段です。
具体的な例としては、
- 引っ越しをする
- 転職する
- 通勤(通学)方法を変える
- 電話番号を変える
などが挙げられます。
環境を変えることで心機一転新たな気持ちになることが出来ますし、新しい環境に慣れる為に、相手のことを考える時間も少なくなります。
ただし、引っ越しや転勤などは周りの人に迷惑をかける可能性があるので注意しましょう。
どうしても忘れられない場合は復縁も視野に入れる
「どうしても辛さが軽減されない」「相手のことを考えてしまう・・・」という場合は思い切って復縁を考えてみても良いでしょう。
復縁したいことを相手に伝えるのは少し時間を置いてから
復縁を提案するにはタイミングが重要です。
振った後、少し時間を置いてから伝えるようにしましょう。
別れというのはお互いにとって大きな決断ですので、次の日すぐに「やっぱり別れるのやめよう」と伝えるのはあまり良いとは言えません。
人によってはその方が良いという人もいますが、多くの場合あまりよく思われないでしょう。
また、別れた後でも簡単にすぐ復縁できるという経験が出来てしまうので、今後のお付き合いに支障が出る可能性もあります。
- 喧嘩をしたらすぐに「別れよう」と切り出す
- 自分の嫌なことがあったらすぐに「別れよう」と切り出す
- 自分のしてほしいことがあるときに「○○してくれないと別れる」と言う・・・など
聞いている方はうんざりしてしまいますよね。
こういった歪な関係を作ることになりかねません。
また、相手にも感情の整理をする時間が必要です。
まずはお互いが冷静になって話し合える状態を作ることを考えてください。
そして、その間に自分は本当に復縁したいのか、また同じことで別れたいと感じる可能性はないのか、その場合はどうするのか十分に考えておきましょう。
相手への伝え方
まずは相手のプライドを傷つけないように誠心誠意謝罪することからスタートしましょう。
あなたの信用度は付き合っていたころと比べると当然落ちてしまっています。
そんなときにヘラヘラと軽いノリで謝られたらどう感じますか?
付き合っていた期間にどれほど仲が良く、気の置けない存在だったとしても、この状況では関係ありません。
真剣に向き合う姿を見せた方が印象は良いでしょう。
- 傷つけてしまってごめんなさい。
- 辛い思いをさせてごめんなさい。
など、心を込めて伝えてください。
そして復縁したい旨を伝えます。
話をするときには次の3点を意識してみてください。
- 自分の非を伝える
- 自分の意見をよく考えたことを伝える
- 相手の存在が自分にとってどんなものなのか伝える
このとき、必ず相手の意思を尊重しましょう。
決して自分の要望が100%通ると思ってはいけません。
相手が、傷ついた出来事も含めてあなたとやり直したいと思えば復縁につながるでしょう。
相手から復縁を提案された場合
あなたに別れを切り出されたあと、「どうしても受け入れられないから嫌だ!」「もう一度付き合ってほしい!」と言われることがあると思います。
しかし、その場合もすぐに復縁するのはやめましょう。
「少し考えさせてほしい」という一言でもいいのでワンクッション入れることが大切です。
理由はあなたが相手を振った原因を解決する方法が見つかっていないからです。
その状態で受け入れてしまうと、もう一度別れるところまで同じことを繰り返す可能性があります。
そうなるとまた自分も相手も苦しい思いをしてしまいますし、時間がもったいないですよね。
一度冷静になり、自分がなぜその人を振ったのか、どうすれば振らずにすんだのか、同じ状況になったらどうするのか先のことを考えてみましょう。
そうすることで改めて別れる決心がつくかもしれませんし、反対に同じ相手とうまく付き合っていけるようになるかもしれません。
前向きに行動すればその後は幸せになれる!
別れたばかりの頃は辛く苦しい思いをすることがたくさんあるでしょう。
しかし、前向きに行動すればきっと幸せになることが出来ます。
別れた後、結果として今までよりも良い方向に進んだという例をいくつかSNSよりご紹介します。
わっかるぅ…!!
— せつん®︎@娘3y6m【喪中】同居嫁。 (@SetunaMatatabi) November 15, 2020
4年付き合って同棲してた人と別れた後に、もう恋愛とか無理だなって思ったけど、全然もっと好きになれる人が居たし結婚して子供出来て幸せになった。 https://t.co/uSxQjbQcK6
別れたばかりのときに元彼への未練が大分あって、でもよりを戻せたとして幸せになれるかって考えたり自分のプライドだったりがあって振り返らない選択肢を選んで、正直しんどいことがたくさんあったけど、今の幸せがあるならあのしんどさや辛さは一種の試練だったのかもなって。
— マキ (@ssht1030) November 7, 2020
復縁したあとのほうが、よりいっそう仲良く幸せになれるケースもある。それは別れた原因がはっきりしていて、それがきちんと解決している場合だけど。別れた原因がなんなのかよくわからないまま復縁しても、結局また別れてしまうことが多い。復縁するなら別れた原因を見直すのは必須だよ。
— 生松いくまつ@復縁垢卒アド (@ikumatsu_fukuen) November 7, 2020
別れによって環境が大きく変わるものですが、良い方向に進む場合も多くあります。
今お悩みの方も、いつかはこの経験が自分の糧になると信じ、前向きに考えてください。
まとめ
いかがでしたか。
この記事では、交際相手のことを「自分から振ったのに辛い理由」と「辛さを乗り越える方法」についてまとめました。
ポイント
- 辛くなるのには理由がある
- 辛いときこそ健康な生活を心がける
- 辛いときは一人で溜め込まない
- 辛いときは相手のことを考えず、集中できることに取り組む
- どうしても別れが辛い場合は復縁も考える
- 前向きに考え行動する
恋人と別れて辛いと感じることは振る・振られるという立場は関係ありません。
「どうして自分が・・・」とネガティブに考えず、その気持ちを軽くするようにしていきましょう。
前を向いて進むことで辛い感情はいつしかなくなり、きっと幸せになれるでしょう。
恋人と別れてお悩みの方はこの記事の方法を試してみてください。