そんな不安をお持ちではありませんか?
占い師は謎に包まれた職業なので、収入の実態や給与形態なども一般にはあまり知られていません。
この記事では占い師の収入や、儲からない占い師の特徴についてお伝えします。
これから占い師を目指す人や駆け出し占い師さん、必見です!
占い師は儲からない?収入の実態
基本的に占い師の給料は完全出来高制で、収入はひとりひとりの占い師の力量によって天と地ほどの差があります。
占い師の平均的な年収は100~200万円程度で、生計を立てられるだけの収入を得ている人はほんの一握りです。
占い師は実力や実績によって顧客が増える職業なので、お客さまの信頼を勝ち取れば月額30万円以上の収入を得ることも可能です。
引用元:「なりたい」が見つかる職業情報サイト キャリアガーデン『占い師の仕事』
占い師の収入は芸人と同じようなイメージであり、安定収入を望むのは難しいでしょう。
占い師は、副業として選ぶのは現実的ですが、本業一本として生計を立てていくには厳しい職業です。
しかしごく一握りですが、年収1000万を越えて儲けている占い師もいます。
儲かる占い師の収益は、店に出向いて実際に占うばかりではありません。
自身のブログやSNSのインフルエンサーの口コミにより知名度を上げた占い師は、週刊誌やフリーペーパーの占い企画などでのオファーもあり、それらの収入も得ることができます。占い師向け・一般人向けのセミナーを開催したり、営業イベントとして規模の大きなパーティの一角で占いを行い、30分交代制などで多くの人を占ったりしています。
大人気になった占い師は本を出版することもありますし、本業の占いでも1時間数万円という料金でも予約殺到したりします。そうなると、年収1000万円は超えます!
しかし一般の占い師が、ここまで上り詰めるまでには相当な覚悟と時間が必要で、長い道のりとなるでしょう。
儲からない占い師の3つの特徴
儲からない占い師には特徴があります。
占い師を始めたばかりの人が儲からないのは当たり前のことですが、半年以上占い師を続けていてもまったく収入が伸びてこない人は、以下の3つの特徴に当てはまっている可能性が高いです!
1.リピーター客がつかない
占い師の収入アップには、リピーター客、ご指名客が欠かせません!
占い師として同じ占い館(やかた)で長く占いを続けていると、何人かはリピーター客がついてくるものです。
目安6カ月以上、同じ占い館(やかた)で勤務しているにもかかわらずリピーター客がつかない場合は、自分の占いがマズイのでは…と振り返ってみましょう。
占い師としての腕が未熟である、お客さんの悩みを引き出す心理学的なテクニックが備わっていない、基本的なビジネスマナーができておらずお客さんに不快感を与えている、などの原因が考えられます。
1か所の占い館にとどまれず占い師としての職場を転々としている場合は、リピーター客がつくはずがないので、論外です。
また、勤務時間が短い占い師はお客さんが付きにくいです。
「長時間勤務にしていても、待機時間が長いとムダになるから」という理由で勤務時間を短くする占い師がいますが、おすすめできません。
待機時間とは、お客さんが来る(電話占いの場合は、お客さんから電話がかかってくる)までの間の時間の事です。
基本的に電話占いや占いの館では、お客様の鑑定を行っていない時間はお給料は発生しません。お給料が発生しない待機時間は「ムダ」と思いがちですが、待機時間を集客のためのSNS更新をしたり、占いの勉強をしたりと有効活用することで、自分を成長させながらお客さんにも対応できる状態を作り出すことができます。
リピーター客をつけるためには、同じ占い館・占いサイトで、1日の勤務時間を長くして、継続的に働き続ける必要があります。
2.金銭感覚にうとい
儲からない占い師の特徴の2つ目として、金銭感覚のうとさが挙げられます。
占い師には「占いが出来るだけで幸せ!」と思っている人も少なくないため、収入が少なくてもいいとあきらめている場合があります。
占いで収入を得られるという喜びは大きなものではありますが、収益をあげられなければ継続が難しいかもしれませんから、収益をあげるよう心がけるのは大切です。
また、稼げない現状をなんとかしたいと思うあまり、儲かっている占い師の商材やセミナーに大金を費やしてしまうと、ますます生計が厳しくなってきます。
ローコストで徹底的に無駄を省いて効率よく稼げるようにするためには、前述のとおり長時間勤務し、待機時間は集客や勉強にあてながら経験値を積んでいくことをおすすめします。
3.雇われ占い師である
占いで稼げない原因としてはこれが一番大きいかもしれませんが、根本的に雇われ占い師は稼げません。
占い会社(対面占い・電話占いどちらも)は会社組織であり、一人一人の占い師は個人事業主として会社と請負契約を結び、完全出来高払いで働くケースが一般的です。
その会社で人気の占い師になれても、売り上げのかなりの割合を会社に納めなければなりませんから、大きく稼ぐことは困難です。
儲かる占い師になるためには、いずれは雇われ占い師をやめて、独立する必要があるのです。
独立後に失敗しやすいケースとしては、いきなり事務所を構えて賃貸料を払ってしまうなど、軌道に乗らないうちに浪費してしまうことが挙げられます。
基本的に占い師は、占って話せば完結する仕事なのでコストはかかりません。支出は必要最低限にとどめ、事務所などは持たずカフェでの出張占いやインターネットの活用により徹底的にコストカットしながら集客しましょう。
雇われ占い師の時代からのリピーター客や、SNSでの口コミ拡散効果を狙い、フリーの占い師として大きく稼いでいきましょう!
まとめ
儲からない占い師の特徴は3つ、
- リピーター客がつかない
- 金銭感覚にうとい
- 雇われ占い師である
です。占い師として1か所で長時間働き続けることで、経験値を積みながらリピーター客を増やすことができるので、いずれ独立したときに大きく稼げるようになるでしょう。
稼げる占い師を目指して、一歩一歩進んでいきましょう!