- 『整理収納アドバイザー1級2次試験』の試験内容を知りたい!
- 研究発表に制限時間はあるのかな?
- 研究発表資料の作り方が分からない
- プレゼンテーション形式の発表なんて経験ないから不安・・・
整理収納アドバイザー1級を取得するための最終段階である2次試験
2次試験は研究発表というプレゼンテーション形式の試験です。
2次試験を受験する予定の女性
プレゼンテーション形式の試験は経験ないから不安・・・
どんな試験内容なのかも分からないし、何から準備したらいいのかな
こんな風に悩んでいる方、多いかもしれません。
実は私もそうでした・・・
- 整理収納アドバイザー2級・準1級取得と進んできた
- 受験はまだまだ先だけど、情報収集しておきたい
- なんとなく興味があるからこのページを覗いてみた
「ん?これって私のこと?」なんて思っているアナタ!
このブログを読めば、アナタの悩みは全て吹き飛んでしまうと思いますよ!
問題点や悩みを解決するには、まず知ることから
一緒に寄り添いますので歩を進めてみませんか?
整理収納アドバイザー1級2次試験の試験内容は?
試験概要
受験料 | 13,200円(税込) |
時間 | 約180分(15分前から受け付け開始) ・2次試験説明・・・約30分 ・実技試験(研究発表)・・・1人20分間 |
取得期限 | 期限なし(2015年10月改定) |
受験資格 | 1級1次試験合格者 ※2014年7月までに1次試験合格の方は2次試験受験票 (写真2枚貼付済)と1次試験合格通知が必要 |
受験票 | 1次2次共通受験票が必要 注)1級1次試験をCBT受験された方は受験票を2次試験会場の受付 にて当日発行 【当日ご用意いただくもの】 1. 1級認定証作成用写真1枚(4.5㎝×3.5㎝ 裏面に記名) 2. 写真付き身分証明証(本人確認用) |
合格発表 | およそ2ヶ月後 合否結果を郵送(※合格者には認定証を同封) |
試験形態 | 研究発表(プレゼンテーション形式 1人20分間) ※3~5名のグループで行う ※詳細は準1級認定講座・1次試験時に説明 |
合格基準 | 70点以上合格 |
合格率 | 80~90% |
詳しい詳細は公式サイトをご覧ください
研究発表の時間は?
研究発表の時間は?
1人20分間と決められています
- 発表から15分経過後、試験官から「後、5分です。」と声掛けあり
- 発表から20分経過すると、発表の途中でも強制終了されるので注意!
- 発表の目安としては、17~18分で終えるとBEST
でも後の項で『研究発表(プレゼン)対策』を説明するので安心してね!
他の受験者への評価も2次試験の採点ポイント!
自分の発表だけじゃないの?
・自身の発表
・他の受験者への評価
の2本立てで行われるんだ。
詳しく説明するね!
2次試験は2本立て!
- 研究発表(プレゼン)・・・1人 20分間
- 他の受験者への評価 ・・・発表後、5分間で評価を記入
評価を5分間で記入することは大変・・・そこで経験者からのアドバイス!
- 発表を聞きながらメモを取り、評価の目星を付ける
- 残り5分前の声掛けがあった時点で評価を記入し始める
- 評価に慣れてきたら、発表を聞きながら記入しても良い
評価の内容はこちら
- 発表は分かりやすかったか
- 整理収納アドバイザーの理論が発表に盛り込まれていたか
- 発表の内容は実用的か
- 総合的にみてどう感じたか
注意ポイント
- 評価は求められている内容通りに記入すること
甘く採点したり、的外れな評価をすると減点の原因に! - 整理収納アドバイザーの理論を正確に答えられるようにすること
『評価の内容』2番の整理収納アドバイザーの理論を正確に指摘できるようにしておく - 自身の発表もどのように評価されるかを見極めよう
研究発表資料を評価される過程を考えて作成しよう
試験当日の流れは?
プレゼン発表なんて初めてだから余計に緊張しちゃうよ・・・
step
1受付(会場にて受付)
Check! 余裕を持って早めに着いておくのがおススメ!
step
2試験概要説明(試験官より説明あり)
Check! ここで3~5名のグループ分けの説明があるよ
step
3移動(グループ毎に試験会場へ移動)
Check! 大きな会場からこじんまりした会場に移って正直ホッとしたりして
step
4くじ引き(発表順序を決めるため)
Check! 余計に緊張するかもと思いきや、くじ引きで和んだ雰囲気に・・・
step
5発表(順番に発表開始)
Check! 他の受験者への評価も採点に係わるので気を付けて!
step
6終了(試験終了)
Check! 全ての発表が終了すると試験官の指示に従い、グループ毎に退席可能
整理収納アドバイザー1級2次試験に新受験システムが誕生!
詳しく説明するね!
新しい受験システムとは?
新しい受験システムとは?
動画提出試験 です
研究発表資料を基に、研究発表(プレゼンテーション)をしている様子をスマートフォンで動画撮影し、提出する受験システムです。
メリットはあるの?
メリットは?
- 都合のいい日程と時間に提出することが出来る!
受験日が限定されないので、遠方の方も便利 - 何度でも撮り直しが可能
納得するまで取り直せるので失敗しない - 『他の受験者への評価』をしなくても良い
自身の発表だけに専念できる
試験内容は?
受験料 | 19,800円(税込) |
支払方法 | paypal(ペイパル)又は振り込み |
時間 | YouTubeに15分以内の動画をアップする (10~15分を目安) |
試験形態 | 研究発表資料を基にプレゼンした動画を試験官が採点 |
取得期限 | 期限なし ※準1級認定講座・1級予備講座受講日から2年以内を推奨 |
受験資格 | 1級1次試験の合格者 |
結果発表 | 毎月月末が申込締切 合否結果通知の発想は翌月末から順次発送 |
合格基準 | 70点以上合格 |
新しい受験システムの流れは?
step
1申し込み
ハウスキーピング協会のサイトから申し込み
- 申し込み後、「ご入金のご案内」の自動返信メールが届く
- 入金処理をする
step
2研究発表(プレゼン)動画撮影
- スマートフォンで撮影
- 全身が映る距離で撮影(本人確認の為)
- 発表資料を撮影する必要はない
- 音声ボリュームは中程度に設定(試験官が聞き取れるように)
- 発表時間は20分間(YouTubeアカウント確認が難しい場合、15分以内でも可)
step
3YouTubeアプリをダウンロード
- スマートフォンにYouTubeアプリをダウンロードする
- YouTubeのタイトルは研究発表資料の題名と同じにする
step
4協会事務局に必要書類を送る(メール送信)
必要書類の内訳
- 研究発表資料
- 動画視聴用URL
- 認定証用の顔写真
step
5動画を削除する
合格発表後、YouTubeにアップした動画を削除する
動画撮影してYouTube等にアップするのは流行っているし、抵抗が少ない方も多いかもしれないね!
整理収納アドバイザー1級2次試験の資料作成のポイントは?
研究発表のテーマは2つ。どちらを選ぶ?
研究発表のテーマどちらを選ぶ?
- 提案編
提案の方法を選択し、その方法に合った提案を制作する - 実作業編
実際に作業をおこない、その目的と効果を述べる
なぜ私がこちらを選んだのか、説明するね。
【実作業編】を選んだ理由は?
- 第三者を納得させる提案が出来るか不安
- プレゼンテーション出来るほど説得力があるものを作る自信がない
以上の理由から【実作業編】を選びました・・・
研究発表資料作成の3つのポイント
研究発表資料作成の3つポイント
- 資料は手書きではなくパソコンで作成する
- 協会が求める方向性から外れないように
- 片付け中の写真は貴重。ビフォーもアフターも撮りまくろう!
1つめのポイント
資料は手書きではなくパソコンで作成する
注意:協会の手引きには「PC・手書き・縦書き・横書きは問いません」と書かれています。
それでも私が手書きではなくパソコンでの作成をおススメする理由とは・・・?
手書きよりパソコンをおススメする理由
- 手書きの資料は良くも悪くも目立ちやすい
経験談:受験者5人中、手書きの方が1人。
珍しいので逆に目立ち、他の資料と比較されやすく見えた印象が・・・ - フォントを変えたり、文字の飾り付けが難しい為、地味に見えてしまう
手書きで出来ることには限界があります。
研究内容よりも資料を見栄え良くみせる方に力が入ってしまうかも? - 写真の大きさを自由に変えられないので、のっぺりした印象になる
パソコンでならば、印象付けたい写真の大きさを簡単に変更できます
私がこだわったポイントは、
①文字の後ろに網掛けを使用してさりげなく目立たせている
②写真の端を揃えて並べているのでスッキリ見える
③どの引き出し部分なのか、カラー矢印で目線を導かせている
以上の3点です。
こういった処理は手書きでは難しいのでパソコン作成をおススメするよ!
ココがポイント
見やすい資料を作ることは合格の第一歩!
2つめのポイント
協会が求める方向性から外れないように
詳しく説明するね!
協会が求める方向性とは?
1級・2級の理論に基づいた提案や作業であり、テキストに基づいた整理収納を行う。
【実作業編】
①1級・2級の理論に基づいた実作業で、実施する対象者(ターゲット)が自分自身以外の第三者であること。(提案編と違い同居の家族は認める、自身と共有場所も可)
②上記ターゲットがどのような問題を抱えているかを具体的にすること。
③ ②を解決するための工程が具体的に示されていること。工程は作業工程又は、意識改革などを指します。その際にアドバイザー理論がどのように用いられているかを明確にすること。
協会の方向性から外れない為には?
- 整理収納の理論に基づいて資料を作成すること
手引きにも書かれていますが、『1級・2級の理論に基づいた実作業』をおこなう必要があるということは、理論に基づいた資料でなければいけない。ということになります。 - ターゲットの抱えている問題を具体的にする
例:高齢夫婦の台所整理収納
問題点→モノが溢れている為、ぶつかって事故が起こる危険性あり - 問題を解決するための工程を具体的にする
解決策→モノを整理して減らす・高齢者が使いやすい位置に収納等 - 工程に沿った整理収納を行うと協会が求める方向性から外れない
テキストを参考にすると間違いなく進められますよ!
この資料は目次に当たるページで、整理収納アドバイザーの理論
『整理収納8つのステップ』に基づいて構成されていることが一目で分かるようにしています。
3つめのポイント
片付け中の写真は貴重。ビフォーもアフターも撮りまくろう!
撮影方法のポイント
- ビフォー・アフター写真は忘れずに撮ろう
片付け作業に夢中になって忘れてしまいがちですが、資料作成に役立つので必ず撮りましょう! - 同じモノを撮るときも方向を変えて何枚も撮ろう
撮影している時は気にならなくても、後で振り返ってみると分かりにくいアングルだったりする場合も・・・何枚も撮ってみましょう。 - ズームアップしたり、遠い位置から見渡すように撮ろう
例:引き出しのこの部分を整理しました!と写真で説明する場合、
★引き出しの中身をズームアップした写真
★棚のどの部分の引き出しか分かるように遠い位置から撮った写真
2つあった方が分かりやすいですよね♪ - 撮った写真はその場で見返し、分かりやすく撮れているか客観的に見てみよう
キレイに撮ったつもりでも、ブレていたりピンボケしていたり・・・
必ず確認してみましょう!
実例写真
実作業編をおこなった際の写真です。写真上の印を動かして比較してみてね。
撮影しながらの片付けになるので時間がかかるから余裕をもって取り掛かってみてね!
整理収納アドバイザー1級2次試験の発表対策のポイント
プレゼン対策のポイント
- 発表資料を独自の台本に変更しよう!
- タイマーをセットして練習してみよう
- 発表を家族や第三者に見てもらおう
- 動画で撮影して自己分析してみよう
発表資料を独自の台本に変更しよう!
資料そのままだとココがダメ
発表資料は読み手が読みやすいよう、箇条書きにしてあることが多いため、資料をそのまま読むとぶっきらぼうに聞こえてしまうのでNG!
じゃあ、どうすれば?
資料を独自の台本に変更するには?
- プレゼン本番で発表する口調と同じ文章を資料に書き込む
鉛筆等で「です」「ます」の語尾を付けるだけでOK - 資料の肝となる部分等、抑揚を付けてプレゼンしたい箇所に印をつける
「ここは大きな声で!」「あえて沈黙してから喋る」等々のメモを書く - プレゼン進行の流れをメモしておく
「次の頁をご覧ください。」「左側写真からご説明します。」等々の進行メモを書いておくと喋りやすくなる - 資料の隅にプレゼン経過時間をメモしておく
焦らないための時間配分のおまじないを兼ねて・・・
手書きの赤い文字で書かれているものが、追加した文章です。
資料の流れを止めないよう、スピーチ風の文章にしています。
タイマーをセットして練習してみよう
タイマーセット練習のポイント
発表時間は20分間
経過すると発表途中でも強制終了されてしまう
- タイマーセットしプレゼン練習して計測時間を確かめる
- 時間が余るor足りない場合は対策を考える
★ゆっくり喋ってみる
★台本を見直して説明を増減してみる - 17~18分で終えられるように調整してみよう
発表を家族や第三者に見てもらおう
家族や第三者に見てもらうポイント
- 気になるところを指摘してもらおう
★早口になっていないか
★発表する声は聞き取りやすいか
★説明が分かりにくいところがないか - 残り5分前の声掛けをやってもらおう
プレゼン本番と同じように練習してみよう - 人に見られていることに早く慣れよう
本番では何人もの前で発表します。早い内から慣れておこう!
動画で撮影して自己分析してみよう
自己分析のポイント
スマホ等でセルフ撮影や家族に撮影してもらおう
- どんな表情で喋っているか
★緊張しすぎて顔が怖くなっていませんか?
★笑顔で喋るのは難しくても熱意が伝わるような喋り方を心掛けよう - 姿勢は美しいか
★猫背になっていないか・変に反り返っていないかチェック
★おへその辺りに力を入れて真っ直ぐ立ってみましょう - 発表の間合いはおかしくないか
★独りよがりな喋り方になっていないか
★聞いている人が付いていけるスピードかどうか
でも冷静に自己分析して気になる箇所はすぐに改善してしまいましょう!
整理収納アドバイザー1級2次試験の前日・当日のポイントは?
特に試験前日までに済ませておくことは要チェックだよ!
前日までのポイント
- 早めに身体を休めよう
- 資料の準備等は前日までに必ず完了させること
- 試験会場までのルート・時間等を把握しておくこと
当日のポイント
- 当日の服装は?
- 会場に何時まで着いたらいいの?
前日までのポイント
①早めに身体を休めよう
- 練習はほどほどに(喉を傷めないように)
- 夕食はいつもよりも少なめに(胃腸を休ませるため)
- 早めに入浴する
- いつもより早めに就寝
②資料の準備は必ず前日までに
手引きを再度確認し、資料に抜けがないか確認
- A4サイズ5枚まで
- 資料全てに名前が入っているか
- 指定箇所にホチキス止めされているか
- 資料が6セットあるか
- 受験票も忘れずに!
③会場までのルート・時間を把握
- 自宅から会場までのルートを確認
- 到着時間を逆算して出発時間を把握
- 電車遅延等のトラブルも考えて別のルートも見ておく
当日のポイント
①当日の服装は?
スーツか私服か!? 悩むところです・・・
- 基本的にはどちらでも可
(試験会場にそぐわない服装でなければOK) - スーツ以外だったらどんな服装がいい?
★シャツorブラウスにスカートorパンツ
★襟無しジャケット等の軽めのジャケット - オフィスカジュアル(キレイ目私服)もOK
ジャケット&キレイ目のTシャツ&パンツで挑みました!
新調したものではなく、通勤着からセレクトしました。
プレゼンするならば、私服よりも仕事モードの方がいいかな?と思ったので・・・参考までに!
②何時に着いたらいいの?
あくまで私の見解ですが・・・
- 受付開始時間の20分前には到着が理想
- 会場を確認し、雰囲気も確かめておく(気持ちが落ち着きます)
- 化粧直し等、身支度も再確認しておく
- 受付開始までリラックスして待つ♪
まとめ
『整理収納アドバイザー1級2次試験の気になる疑問点』を解説してみました。
分からなくて悶々としていた方の悩みを吹き飛ばすことは出来たでしょうか?
では、『整理収納アドバイザー1級2次試験の気になる疑問点』について振り返ってみましょう。
2次試験内容
- 合格基準:70点以上合格
- 合格率:80~90%
- 研究発表時間:20分間
- 他の受験者への評価も採点ポイント
- 試験当日の流れ
新しい受験システム誕生
- 動画提出試験
- YouTubeに15分以内の動画をアップする
- 合格基準:70点以上合格
- 新しい受験システムの流れ
資料作成のポイント
- テーマは【提案編】と【実作業編】のどちらか選ぶ
- 研究発表資料作成の3つのポイント
研究発表対策のポイント
- 発表資料を独自の台本に変更
- タイマーセットで練習
- 家族や第三者から意見をもらう
- 動画撮影して自己分析
試験前日・当日のポイント
- 前日までの3つのポイント
- 当日の2つのポイント
1級2次試験の内容から試験当日のポイントまで詳しく説明させていただきました。
新しい受験システムが発表されていたりとこれまでの試験内容と違う点もありましたね。
新しいことを始めるには不安が付き物ですが、対人関係と同じで《まず相手を知ること》が大切です。
これから対峙するモノをよく知ることが出来れば、おのずとこちらの出方も分かってきます。
相手(2次試験)に飲み込まれないよう、しっかり準備をして挑んでくださいね!