毒霧は、口の中から謎の液体を霧状に発する技です。
英語圏では「Asian Mist」ともよばれ、東洋の神秘的なレスラーの技と捉えられています。
この記事では毒霧を使うプロレスラーを紹介します。
早速見ていきましょう!
毒霧を使うプロレスラーを紹介
毒霧の使い手 グレート・ムタ
まずはグレート・ムタ選手です。
1989年にアメリカWCWという団体に登場。
怪しすぎる見た目とは裏腹に、スピード感のあるプロレスでアメリカファンの心を鷲掴みにしました。
グレート・ムタ選手の特徴
- 顔に独特のペイント
- 忍者をモチーフにしている
- グレート・カブキ選手の息子というギミック
ポイント
プロレスにおけるギミックとは「演出」のこと
キャラクターとも言い換えれる
90年代の新日本プロレス、2000年代からは全日本プロレス。
そして現在はプロレスリングノアで活躍しているレスラーです。
試合中に何度も毒霧を吹くことがあり、様々な色を使い分けています。
ムタ選手の毒霧は、噴射するしぶきがライトに照らされて芸術的な空間を作ります。
いっぽうで、相手の視界を奪うという攻撃性もあります。
絶体絶命の状態から、カウンターの毒霧で試合をひっくり返すという離れ業を何度も見せてくれました。
毒霧の使い手 ザ・グレート・カブキ
「元祖毒霧の使い手」と言われているのが、ザ・グレート・カブキ選手です。
グレートカブキ選手の特徴
- 歌舞伎風のメイク
- ヌンチャクも使う
- 顔にペイントするレスラーの元祖でもある
1981年にアメリカWCCWで登場。
- 般若の面
- ヌンチャク
- 日本刀
と、神秘的なヒールとして活躍します。
日本に帰国後もグレート・カブキとして活躍し
- 全日本プロレス
- SWS
- 新日本プロレス
など、様々な団体を渡り歩きます。
先ほど紹介したムタ選手は、カブキ選手の息子というギミックです。
1993年にはムタ選手との「親子対決」も行われました。
毒霧の使い手 BUSHI
現在毒霧を使用しているレスラーの代表は、BUSHI選手です。
BUSHI選手の特徴
- 新日本プロレス所属
- デビューは全日本プロレス
- コロナ期間中は毒霧を自粛していた
人気ユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」に所属するBUSHI選手。
試合中に放つ毒霧は、BUSHI選手の黒い口紅の色とマッチしています。
そんなBUSHI選手ですが、2020年からのコロナウイルス感染症の影響で、必殺技の毒霧を封印してしまいました(飛沫が飛ぶため)
コロナが毒霧にも影響していることにファンは驚きました。
しかし2021年に行われた高橋ヒロム選手との試合で、BUSHI選手は毒霧を解禁。
BUSHI選手とヒロム選手は、同じユニットで活動する仲間です。
普段は仲間のヒロム選手に対しても、容赦のない毒霧をおみまいしました。
まとめ
毒霧を使うプロレスラーを3選手紹介しました。
毒霧以外にも水やお酒など、様々な液体を噴射するレスラーがいます。
毒霧がライトに照らされた一瞬は、芸術的な瞬間です。
みなさんも注目して試合を見てみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます!