護符を持っているんだけど、どうやって使ったらいいの?
護符が雑誌の付録に付いていたんだけど、どこに貼ったらいいのかな?
初めて護符を手にした時は、使い方や貼り方についていろいろな疑問が出てきますよね。
この記事の筆者である私の実家は、事業をしています。
そのため特に年末年始にはお札や護符を貼ることが恒例!という環境の中で育ちました。
そこで、この記事では基本的な護符の使い方と貼り方について解説します。
この記事を読めば、護符の使い方と貼り方の全体像を掴むことができますよ。
護符の使い方は?
護符にはいろいろな種類があり、流派もそれぞれです。
護符によって使い方が変わってくる場合もあるので、お持ちの護符をしっかりと確認すること!がとても大切です。
ここでは一般的な使い方をご紹介します!
護符のご利益を信じる
まず、護符のご利益を信じることが大切です。
「神様の力が宿る」と言っても過言ではない護符。
決して「本当にこの紙キレで願いが叶うのかな?」などと疑ってはいけません。
なぜなら、護符のご利益を疑うということは、神様を疑うことになるので。
護符というより「神様」という意識でいたほうが、良いかもしれませんね。
護符の周りは常に清潔にする
護符は、清潔な場所で丁寧に扱いましょう。
理由は、前述した通りですが、護符は神様の力が宿っているから。
これに尽きます。
例えば、神社やお寺を思い浮かべてみてください。
敷地、境内はいつも丁寧に手入れがされていますよね。
そして神様が祀られている本堂や神殿はもちろん、住職さんが着ている法衣も清潔です。
よって、護符を置く場所にもいつも清潔である必要があります。
1日1回祈願をする
1日1回は護符に触れ、願い事を強く念じましょう。
神社やお寺で買ったお守りが、バッグの中に入れっぱなしだったり、家の鍵のキーホルダーと一緒につけっぱなし、ということはあるあるですよね。
しかし、護符はより丁寧に扱う必要があります。
ちなみに祈願の方法ですが、ポイントを2つ紹介します。
- ご利益を得られた状態(願いが叶った状態)を想像する
- ありがとうございます、と感謝を伝える
祈願をする際には、神様へのご挨拶と日頃の感謝の気持ちを込めることが大切です。
人には見せないように注意をする
護符は「自分だけ」のために作られた、または作った特別なものです。
人に見せると、ご利益が得られない、または運気が下がってしまうこともある!とのこと。
護符だけに限らず、特別なものや珍しいものを手にした時は、ついつい人に話たり見せたくなりがちです。
しかし、そこはグッ!と堪えましょう。
護符の作成を依頼することのできるサイトにも、このような注意書きがあります。
ぜひ参考にしてくださいね。
護符の貼り方は?
次に、護符の基本的な貼り方を紹介します!
もちろん貼る際にも、護符は丁寧に取り扱うことが大切です。
貼る時は、テープまたは糊を使用しましょう
護符を貼る際には、テープまたは糊を使用しましょう。
確かに壁に貼ると考えた場合、護符は紙なので、どうしても画びょうを使いがちですよね。
でも神様の力が宿るものに穴を開ける、という行為は好ましくありません。
もしどうしても画びょうを使いたい!という場合には、クリアファイルの利用がオススメ。
護符をクリアファイルに入れて、(護符と重なっていない)部分を画びょうで留めましょう。
貼る場所はどこがいい?
一番良い場所は、やはり神棚とされています。
では、もし神棚がない場合にはどうしたら良いの?という人。
その場合には、自分が立った時の目線より上の部分に貼ります。
(玄関用に作られた護符も同様で、立った時の目線より上に貼ります)
なぜ貼る場所は高い位置なのか、というと護符=神様とも言えるから。
私たちの目線より低いところに貼ることは、神様を「見下ろす」ということ。
そのため、常に「高い場所」である必要があります。
併せて、護符を貼る時の重要な注意点2つも紹介しますね。
- 護符を床の上に置かない
- 護符を跨がない
一瞬だから床に置いても大丈夫だろう!という考えはポイっと捨てましょう。
ちなみに、私の実家で護符やお札を貼る時には、必ず両親2人での共同作業となります。
父が脚立に神棚を整え、母が下で護符やお札を両手で持って待機する、という感じ。
そのくらい丁寧に扱っています。
持ち歩きたい時はどうするの?
もし護符は貼らずに、カバンに入れて持ち歩きたい!という場合は、
次の3つのポイントをチェックしてくださいね。
- お守り袋や、薄紙に包み持ち歩く
- 汚れたり、折れ曲がらないようにする
- 人に見られないようにする
外出時のカバンの置忘れには、十分注意をしましょう。
護符の効果はどのくらい?
護符の効果は、平均1年ほどと言われています。
願いが叶った時はもちろんですが、護符が手元に届いて1年ほど経ったら、感謝の意を込めて、神社やお寺でお炊き上げをしてもらいましょう。
この記事のまとめ
この記事では、護符の基本的な使い方と貼り方について紹介をしました。
繰り返しになりますが、護符は神様、または神様の分身とも言われるものです。
使い方や貼り方を正しく知ることが大切です。
何か分からないことや、心配なことがある場合には、必ず護符を書いてくれたお店や人に相談をしましょう。
あなたに最大のご利益がもたらされるよう、私も願っています!