プロレスと裏切りは、切っても切れない関係です。
この記事は、新日本プロレスで起きた衝撃の裏切りを紹介します。
パートナーとの信頼が厚いほど、裏切ったときのインパクトは大きくなります。
紹介する選手は
- SHO選手
- ウィル・オスプレイ選手
- 飯塚高史選手
早速見ていきましょう!
新日本プロレスで起きた裏切り事件
SHO選手の裏切り
2021年8月16日。
SUPER Jr. TAG LEAGUEに出場していたSHO選手が、パートナーのYOH選手を裏切りました。
SHO選手とYOH選手は、2012年に同期で新日本プロレスに入門した間柄。
ヤングライオン(若手)時代からタッグを組み、2人揃って海外遠征に出発しています。
メキシコ・アメリカ遠征を経て、ROPPONGI 3Kとして日本に凱旋帰国。
帰国してからは
- IWGPジュニアタッグ王座を5回戴冠
- SUPER Jr. TAG TOURNAMENT優勝
- SUPER Jr. TAG LEAGUE優勝
と、ジュニアタッグ戦線の中心チームでした。
2021年に膝の怪我から復帰したYOH選手ですが、復帰後もスランプに陥ります。
イメージ通りの動きができないYOH選手を献身的に支えていたSHO選手でしたが、遂に見切りをつけました。
試合中盤、エル・デスペラード選手の関節技でまったく動けないYOH選手を無視。
今まで見せたことのない冷酷な目をして、試合を放棄してしまいます。
ひたむきで、好青年のイメージが強かったSHO選手。
試合後、パートナーに浴びせた
「YOH・・おめぇ、もう終わりだろ。引退しろや!」
の一言に、後楽園ホール全体が凍りつきました。
ウィル・オスプレイ選手の裏切り
抜群の身体能力で観客を沸かせていたたオスプレイ選手。
オスプレイ選手が来日したきっかけは、オカダカズチカ選手でした。
新日本プロレスがイギリスに遠征時に、オカダ選手が惚れ込みスカウト。
その後オスプレイ選手は、新日ジュニアの中心で戦ってきました。
2018年にはオカダ選手がヘビー級のチャンピオンとして、オスプレイ選手がジュニアヘビー級のチャンピオンとして、スペシャルシングルマッチも行っています。
長年オカダ選手は、オスプレイ選手を弟分としてかわいがっていました。
そんなかわいい弟分が、兄貴を裏切ります。
2020年10月16日。
CHAOSの同門対決となったオカダ選手との一戦で、試合中にグレート-O-カーン選手が乱入。
アシストを受けて、オスプレイ選手はオカダ選手から初勝利をあげます。
試合後、ダメージで起き上がれないオカダ選手に決別の一撃。
ヒドゥンブレイド(走り込んで、後頭部へのエルボー)でオカダ選手を失神させました。
インタビューでは「オカダの影に隠れていることに不満を抱いている」という発言があり、「オカダに尽くすのなんて、もうまっぴらごめんだ!」と新たな道を歩きはじめます。
飯塚高史選手の裏切り
新日本プロレス本隊で長年活躍した飯塚選手の裏切りは衝撃でした。
2008年4月27日。
大阪府立体育会館で「パートナーの天山広吉選手」「新日本プロレス本隊」「我々プロレスファン」を飯塚選手は裏切ります。
2008年の天山選手は、G・B・Hというヒールユニットから追放されて孤立していました。
もともとはG・B・Hのリーダーだった天山選手。
ユニットを追放されてからの天山選手は、仲間だったメンバーから袋叩きにされています。
そんな天山選手を救ったのが飯塚選手でした。
襲撃されている天山選手を、飯塚選手が身を挺して救出。
飯塚選手の行動を天山選手は「ウザい」と突き放していましたが、徐々に2人は信頼関係結んでいきます。
試合を重ねるごとにコンビネーションも良くなり、ついに天山選手と飯塚選手は「友情タッグ」を結成。
G・B・Hが所持している、IWGPタッグベルトに挑戦します。
選手権試合にも関わらず、反則攻撃で天山選手を攻撃するG・B・Hの真壁選手と矢野選手。
場外での反則攻撃を受けた天山選手は、額から大量に流血してしまいます。
エプロンから必死に手を伸ばしてタッチをもらおうとする飯塚選手ですが、天山選手とのタッチが成立する瞬間に自ら手を引くという不可解な行動。
場内も「えっ・・」というリアクションをし、何が起こったのかがわからずに混乱しています。
孤軍奮闘する天山選手ですが、パートナーの飯塚選手が裏切りのスリーパーホールド。
この瞬間に友情タッグは解散します。
今まで本隊一筋で、寡黙なレスラーだった飯塚選手。
そんな真面目な飯塚選手が裏切り行為をしたことに、ファンはとても驚きました。
まとめ
新日本プロレスの歴史に残る裏切りを紹介しました。
SHO選手・オスプレイ選手・飯塚選手に共通することは「裏切るはずはないだろう」というイメージが強かったことです。
イメージが良い選手が裏切ることで、ファンに与えるインパクトも大きくなります。
何が起こるのかがわからないのがプロレス。
これからも衝撃の裏切りは起こっていくのでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!