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歴代のタイガーマスクを紹介!初代から4代目までを徹底比較

プロレスラーのマスクマンといえば、タイガーマスクをイメージするファンは多いと思います。

この記事では、初代から4代目までのタイガーマスク選手を紹介します。

元々はテレビアニメ「タイガーマスク2世」とのタイアップ企画で誕生したレスラーでした。

アニメ、マンガ、現実世界が上手くリンクし、爆発的な人気を得てプロレスブームを巻き起こします。

現在のタイガーマスク選手は4代目。

デビューした団体や活動期間、マスクの中の正体も明かします。

さっそく見ていきましょう!

歴代のタイガーマスクを紹介

初代タイガーマスク

初代タイガーマスクの特徴

  • デビューは新日本プロレス
  • 活動期間は1981年~1983年
  • 空中殺法で爆発的な人気になる
  • 正体は佐山聡選手

「タイガーマスク=初代タイガーマスク」をイメージするファンは多いです。

1981年に新日本プロレスでデビューしたタイガーマスク選手は、抜群の身体能力でファンを魅了します。

  • 新日本プロレスの道場で学んだレスリング技術
  • 学生時代に学んだ柔道の技術
  • プロレスと並行して行われた空手
  • メキシコ遠征で学んだルチャ・リブレ(メキシコのプロレス)
  • 唯一無二の空中殺法

基本的なレスリングの技術を持ちながら、素早い打撃と空中殺法でテンポの速い試合を量産します。

今までのプロレスラーと全く違うスタイルを、試合実況の古舘伊知郎さんは

四次元プロレス 四次元殺法

古舘伊知郎アナウンサー

と紹介し、人気が爆発します。

当時の小学生はこぞってタイガーマスク選手の真似をしていました。

新日本プロレスで155勝1敗9引き分けという驚異の戦績を残しますが、1983年8月に新日本プロレスとの契約を解除。

2年4ヶ月という短い活動期間でしたが、世間に強烈なインパクトを残しました。

2代目タイガーマスク

引用元:Twitter

2代目タイガーマスク特徴

  • 全日本プロレスでデビュー
  • 活動期間は1984年~1990年
  • タイガーマスク唯一のヘビー級レスラー
  • 正体は三沢光晴選手

初代タイガーマスク選手の引退から1年後。

新日本プロレスのライバル団体である全日本プロレスに、2代目タイガーマスク選手が登場します。

全日本プロレス社長のジャイアント馬場選手から

コーナーポストに飛び乗れるか?

ジャイアント馬場選手

と国際電話で聞かれたメキシコ遠征中の三沢選手は「はい」と即答。

日本に帰国し、2代目タイガーマスクとして全日本プロレスのリングに上がります。

初代タイガーマスク選手がジュニアヘビー級(体重100㎏以下の軽量級)で活躍していたので、2代目も初めはジュニアヘビーを主戦場としていました。

しかし、マスクの中の三沢選手が理想とするプロレスと、世間が思うタイガーマスクとのイメージはまったく違うものでした。

「タイガーマスク=素早い動き」というイメージが強かったのですが、三沢選手はヘビー級のパワーファイトを追い求めます。

デビューから1年後にジュニアヘビー級からヘビー級に転向。

タイガーマスク唯一のヘビー級レスラーとなりました。

1990年に全日本プロレスから、天龍源一郎選手を始めとする多くのレスラーが新団体「SWS」に移籍。

看板レスラーの大量離脱というピンチを救うために、自らマスクを脱いで三沢光晴でのレスラー人生を選びます。

3代目タイガーマスク

引用元:TIGERFACE

3代目タイガーマスクの特徴

  • 新日本プロレス設立20周年企画としてデビュー
  • 活動期間は1992年~1994年
  • 当初は1試合限りの予定だった
  • 正体は金本浩二選手

1992年に行われた新日本プロレスの設立20周年記念興行で、タイガーマスク選手が1試合限定で復活しました。

20周年記念イヤーの新日本プロレスは

  • 坂口征二&ストロング金剛組
  • ヤマハブラザーズ

という懐かしのタッグチームを復活させ、数ある企画の1つとしてタイガーマスク選手の試合を組みます。

3代目タイガーマスクに抜擢されたのが、入門2年目の金本浩二選手です。

身体能力抜群の金本選手は、見事に初代タイガーマスク選手の動きを再現。

ファンから絶大な信頼を得ます。

数度の限定試合を経て、翌年に3代目タイガーマスクとして正式にデビュー。

当時のトップレスラーだった獣神サンダー・ライガー選手から勝利するという華々しいデビューを飾ります。

しかし、デビューから3ヶ月後に怪我による欠場。

復帰後も激しすぎる打撃を繰り出したり、イスを使用した反則攻撃を繰り出すなどのヒール寄りのタイガーマスクとなります。

初代タイガーマスク選手と自身のファイトスタイルとのギャップに苦しみ、1994年1月4日の東京ドーム大会で自らマスクを脱いでしまいました。

当時の新日本プロレスは、獣神サンダー・ライガー選手という絶対的なマスクマンがいました。

ベビーフェイスのライガー選手に対して、原作同様にヒールの一面も見せるのが3代目タイガーマスク選手です。

4代目タイガーマスク

4代目タイガーマスクの特徴

  • 初代の佐山聡選手の弟子
  • みちのくプロレスでデビュー
  • 活動期間は1995年~現在
  • 生涯タイガーマスクとして活動している

4代目タイガーマスク選手と今までのタイガーマスク選手との違いは「デビューから現在までタイガーマスク」ということです。

デビュー前にはSWSという団体の入門テストを受けますが、身長が足りないことで不合格になってしまいます。

その後、佐山聡選手のスーパータイガージムでトレーニングを積み、4代目タイガーマスクとしてデビュー。

現在も現役で活躍しています。

キャリア25年を越える4代目タイガーマスク選手は、みちのくプロレスを経て師匠が生まれた新日本プロレスに入団。

  • IWGPジュニアヘビー級チャンピオン
  • IWGPジュニアヘビー級タッグチャンピオン
  • ベストオブスーパージュニア優勝
  • NWA世界ジュニアヘビー級チャンピオン
  • GHCジュニアタッグチャンピオン
  • ふく面ワールドリーグ戦優勝

などなど、沢山のベルトを腰に巻いています。

病気による長期欠場もあり現役復帰は難しいと言われていましたが見事に復帰。

ロビーイーグルス選手とのタッグでIWGPジュニアヘビー級ベルトを奪取します。

2022年1月5日の東京ドーム大会ではベルトの防衛に成功。

寅年の2022年を盛り上げる活躍を見せています。

まとめ

初代タイガーマスク選手から、現在のタイガーマスク選手まで4選手の紹介でした。

タイガーマスクをモチーフにしたレスラーは、団体問わず存在します。

ライバルのブラックタイガー選手や、女子レスラーで注目のタイガー・クイーン選手などたくさんいます。

よければ試合を見てみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

  • この記事を書いた人

 ぱとら

当サイトの案内人、ぱとらです。

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