インターネットで「プロレス ノア」と検索すると、ノアの情報と共に「ひどい」「事件」という言葉も出てきます。
プロレスリング・ノアは、全日本プロレスを退団した三沢光晴選手を中心に立ち上げた団体です。
なぜノアにネガティブなイメージがついてしまったのかを紹介します。
早速見ていきましょう!
プロレスリング・ノア ひどいと言われる理由
インターネットでノアのネガティブな記事を読んでみると
ノアがひどいと言われる理由
- 試合会場にお客さんが少ない
- 主力選手が離脱した
- テレビ中継が打ち切られた
という言葉が見られます。
一つずつ紹介します。
理由その1 試合会場にお客さんが少ない
2010年代に入り、ノアの試合を見に行くお客さんが少なくなったのは事実です。
2000年代のノアは
- 東京ドーム
- 日本武道館
- 有明コロシアム
でのビックマッチを成功させ、観客動員数も多かったです。
しかし2010年代に入ると、東京ドーム・日本武道館での興行回数が激減。
集客が減ってからは有明コロシアムをビックマッチで使用していましたが、2017年からは横浜武道館に会場を移しています。
会場の収容人数
- 東京ドーム 約55,000人
- 日本武道館 約15,000人
- 有明コロシアム 約10,000人
- 横浜武道館 約3,000人
理由その2 主力選手が離脱した
主力選手が離脱し、選手層が薄くなったのもノアがひどいと言われる理由の1つです。
2012年には
- 秋山準選手
- 潮崎豪選手
- 金丸義信選手
- 鈴木鼓太郎選手
- 青木篤志選手
がノアから退団。
2014年にはKENTA選手が、2018年には石森太二選手が退団しています。
2009年に社長でもあった三沢光晴選手が試合中に亡くなったことは、プロレス界にとって悲しい出来事でした。
理由その3 テレビ中継が打ち切られた
旗揚げ当初から、日本テレビは地上波でノアの試合を放送していました。
しかし2009年の3月をもって中継が打ち切られ、ノアにとって大幅な収入・露出減となります。
テレビ中継がなくなると、プロレスファン以外へのアピールができなくなることが大きな課題でした。
以上の3つが「ノア ひどい」と言われる理由です。
2000年に華々しくスタートし、旗揚げ戦のチケットは即完売。
- 新日本プロレスとの禁断の対抗戦
- 小橋建太選手と佐々木健介選手のチョップ合戦
- 丸藤正道選手がジュニアヘビー級のままGHC王座をすべて獲得
2000年代の試合を見てきたファンにとっては、2010年代のノアは「ひどい」と思える団体でした。
現在のプロレスリング・ノア
2022年現在のプロレスリング・ノアは、とても魅力的な団体です。
2016年にノアは「エストビー株式会社」に運営・興行・関連事業を譲渡。
「リデットエンターテインメント株式会社」を経て、2020年からは「株式会社サイバーエージェント」がノアの全株式を取得しています。
サイバーエージェントの子会社になったことで、DDTプロレスリングとの対抗戦も開始
サイバーエージェントとテレビ朝日が共同で設立した放送局「ABEMA」での試合中継もスタートしたことで、外出自粛のプロレスファンとの距離が一気に縮まりました。
親会社のサイバーエージェントとテレビ朝日が協力関係ということは、テレビ朝日で試合を放送しているあの団体と再び交わるということです。
2021年11月20日、ABEMA格闘チャンネルの緊急記者会見で「新日本プロレスvsプロレスリング・ノア」の対抗戦が行われることが発表されました。
この事件にプロレスファンは驚きます。
対抗戦のポスターに描かれていたのは
新日本プロレス
- オカダ・カズチカ選手
- 棚橋弘至選手
- 鷹木信悟選手
プロレスリング・ノア
- 清宮海斗選手
- 武藤敬司選手
- 中嶋勝彦選手
この6人が同じ画面に並ぶことと、武藤選手がノア側で参戦することにファンは興奮します。
武藤敬司選手とは
- 1984年新日本プロレスに入門
- 90年代の新日本プロレスの中心選手
- UWFとの対抗戦で髙田伸彦選手から勝利
動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE(レッスルユニバース)」で試合を配信。
興行のポスターのカッコよさ、試合前の煽りVTRもスタイリッシュです。
試合も激しすぎる打撃戦を見ることができ、とても気持ちのこもったプロレスを見せてくれます。
まとめ
かつてはひどいと言われたノアですが、現在のノアは面白いです。
ビックマッチで使用されるポスターはとてもかっこよく、部屋に飾りたいくらいのクオリティー。
定期的にABEMA格闘チャンネルで放送されているので、チェックしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます!