ニトリか東京インテリアで家具を選びたいけど、どちらが自分に合っているのかは、それぞれを知り比較をしてみないとわかりませんよね。
家具は人生でそう何度も買うものではないですし、価格も安くはないので、購入にあたっては慎重になりたいところ。
お店に行く前に、下準備として調べている方は多いのではないでしょうか。
私は中学生のときに家具の魅力に目覚め、当時から、お金もないのに地元の家具屋さんに休日にウィンドーショッピングしに行ったり、大人になってからも、購入予定はないのにデートコースに家具屋さんを入れたりしてしまうほどの家具好きです。
そんな私から見たニトリと東京インテリアの違い、そしてどのような方におすすめなのかを、これからご紹介します。
ニトリと東京インテリアを比較
ニトリと東京インテリア、同じ実店舗のある家具屋さんですが、どのような違いがあるのかはぱっと見ただけでは分かりませんよね。
それぞれの会社の特徴を調べて比較してみると、明確にターゲットが異なるんだということが見えて来ました。
結論から申しますと、ニトリはこのような方向けだと思います。
- 価格はなるべく抑えたい
- シンプルなデザインがいい
- はじめての一人暮らし
東京インテリアは、このような方向けだと思います。
- こだわりのある家具について、いろんな価格帯のものを比較しながら選びたい
- ありきたりでない、個性が光るインテリアにしたい
- 新築・引っ越しを控えたファミリー
それでは具体的に、なぜおすすめなのかを、それぞれの会社の特徴はどのようなものかを交えつつ、解説します。
ニトリ
・価格はなるべく抑えたい
ニトリの商品は「お、値段以上」を謳うだけあって、非常にリーズナブルな価格です。
そのことをご存知の方は多いと思いますが、なぜそれが実現できているかはご存知ですか?
その理由は、自社で商品開発・物流・小売を行うからです。
商品を作り、それが消費者の手元に来るまでの全てを自社で賄うということです。それにより生産コストが抑えられたり、仲介業者の手数料が発生しなかったりするため、他社には真似できない価格にまで下げて商品を販売することができるのです。
もちろん他社にも自社で賄える部分を持っているところは多いですが、ニトリほど大規模に徹底してやっている会社はほとんどありません。
価格を抑えたい方は、ニトリを選択肢に入れることをおすすめします。
・シンプルなデザインがいい
ニトリの商品は、どんなお家にでも合うようなシンプル、ナチュラルなデザインのものが中心です。
装飾より機能性を重視した作りで、柔らかい色合いのものが多く、主張しすぎないデザインであるのが特徴です。
家具を買い足した場合にはもとのインテリアと調和しやすいですし、一気にたくさん買った場合にもちぐはぐな印象にはなりにくいものになっています。
・はじめての一人暮らし
ニトリの商品は、シンプルで主張が控えめなデザインで、リーズナブルな価格です。
自分がどのようなインテリアのテイストが好きなのかまだはっきりしていない時、ベースとなる家具をシンプルなもので揃えておいて、生活しながら新たな要素を加えていく、というやり方でお部屋づくりができます。
こうすれば、最初は自分の好きなテイストがはっきりしていなくても、徐々に自分好みの部屋に育てることができます。
また「この家具はちょっと自分の好みとは違ったな」と思っても、家族構成の変化などで買い替える必要があったときに手放しやすい価格です。
東京インテリア
・こだわりのある家具について、いろんな価格帯のものを比較しながら選びたい
東京インテリアには、手の届きやすい商品もあれば、高価格の外国製品もあります。
例えばベッドマットレスについては、1万円代の自社開発商品から20万円越えするブランドものまで幅広い価格の商品が揃っています。
「他のものはそれほどだが、これだけは自分の気にいるものじゃないと嫌だ」といった時に探しに行くのにぴったりだと思います。
・ありきたりでない、個性が光るインテリアにしたい
東京インテリアは自社開発商品に加えて、カリモク家具やシモンズなど国内外の有名家具メーカーの商品も扱っています。
シンプルなものもありますが、ハッと目を引く鮮やかな色遣いの小物や、アジア風・アンティーク調など個性的なものも揃っています。
インテリアのアクセントが欲しいときや、個性やこだわりを取り入れたお部屋作りをしたいときに向いています。
・新築・引っ越しを控えたファミリー
東京インテリアは幅広い価格帯で、国内外のこだわりのあるメーカーの商品を取り扱っています。
新築や引っ越しで、新しい生活に合わせた家具に買い換えたい時、ご家族それぞれのニーズに合わせて、メリハリをつけた予算で家具を選ぶことができます。
また、不要家具の引き取りサービスもあり、サイズ等による価格設定がされています。家具を買った後の処分について考えなくていいので、便利ですね。
さらに東京インテリアには、キッズスペース(有料)とランチやティータイムを楽しめるカフェがあり、お子さんが退屈した時に、お腹がすいたとぐずった時に、適宜遊んだり休憩を挟むことができます。
複数の家具を選ぶために時間がかかりそうな場合に、特に重宝しますね。
まとめ
いかがでしたか?
一口に実店舗のある家具屋といっても、比較してみるとそれぞれ特徴や強みがあり、全然違うんだな、と思いましたよね。
自分ならこっちで選んでみたいな、というイメージが湧いたでしょうか。
次のお休みの日には、ぜひ覗いてみてくださいね。