シンプルでオシャレな食器で知られるイッタラのティーマ。
我が家でも使ってみたいと思っても、色や大きさなど、種類の多さに尻込みしてしまった方も多いのではないでしょうか。
食器は一度購入すると長い付き合いになりますし、揃えるなら慎重に選びたいですよね。
ティーマはどんな料理にも合うので、料理ごとにお皿を用意しなくてよいところが決め手でした。
自分の食事の分だけでなく子供の離乳食までティーマを使うほど、幅広く使用しています。
この記事では、そんな私がイッタラのティーマシリーズのそれぞれの食器の特徴や向いている用途についてご紹介します。
この記事を読めば、ティーマシリーズのうち揃えるならどれを買えばいいか分かるようになりますよ。
イッタラ・ティーマとは
ティーマはフィンランドのリビングウェアメーカー、イッタラ社の食器シリーズのひとつで、北欧デザイン界の巨匠、カイ・フランクにより設計されました。
1952年の発売以来、60年以上経っていますが人気は衰えず、時代を超えて愛され続けています。
ひと目見てわかるシンプルで美しいフォルムは、どんな料理にも合わせやすく、他の食器とのコーディネートも幅が広いです。
また、
- 食洗機
- 電子レンジ
- オーブン
- 冷凍
に耐えられるので、お手入れが簡単ですし、下ごしらえから保存まであらゆる場面で活躍します。
使う人の暮らしに寄り添う使い勝手の良い食器です。
イッタラ・ティーマの種類
ティーマシリーズは以下のような展開になっています。(2020年10月現在)
- プレート
- ボウル
- スクエアプレート
- トライアングルプレート
- ミニサービングセット
- プラター
- マグカップ
- カップ&ソーサー
- ポット
イッタラ・ティーマを揃えるなら、プレート21cmから
ティーマシリーズは種類が沢山あり、まずはどれを買えば良いか迷いますよね。
最初に揃えるなら、私のオススメは、ずばりプレート21cmです。
メイン料理を盛り付けるのにちょうどよく、食器自体を初めて買う場合でも、買い足す場合でも、必ず何らかの料理に使えるからです。
まず21cmからはじめて、気になるものを買い足していくとよいでしょう。
プレート21cm
1品をどーんと盛ります。
トンカツなど揚げ物に千切りキャベツを添えるのにもピッタリ。
プレート21cmの次に揃えるならどれか
プレート21cmの次に揃えるなら、オススメなのは他のサイズのプレートとボウルです。
具体的には、プレート17cm・26cm、ボウル15cm・21cmです。
これらも揃えることで、一般的な料理のほぼ全てをカバーできます。
料理を盛り付ける食器をどれにするか迷わなくてすみますよ。
それぞれの食器の詳細は以下でご紹介します。
プレート17cm
いわゆる小皿より少し大きめの、ケーキやお菓子を盛るのにちょうどよいサイズです。
大きいお皿に比べて量が多く見えるのでダイエット効果があるかも?
プレート26cm
プレートの中で1番大きなものです。
主菜と副菜をワンプレートで盛り付けられます。
ボウル15cm
スープやシリアルはもちろん、ごはんやお味噌汁のお碗としても使えます。
瑞々しいフルーツ、つまめるお菓子も入れるのにちょうどいいです。
ボウル21cm
縁の立ち上がりがしっかりあるので、うどんやラーメンなど汁気のあるものに向いてます。
プレートと同じようにおかずを盛り付けることもできますし、餃子などみんなで取り分けて食べるものにもピッタリ。
ティーマプレートの大きさの比較
どのプレートがどのくらいの量を載せられるか、どんな盛り方になるのかは頭ではイメージしづらいですよね。
我が家のおかずやデザートをそれぞれのプレートに載せたらどうなるか比較した写真を撮ってみましたので、参考にしてみてください。
おかず編
魚フライ、サラダはどのプレートも同じ大きさ・量のものを盛り付けています。
プレートの大きさによってだいぶ印象が変わりますよね。
よく作られるお料理に合わせて選んでみてくださいね。
プレート17cm
プレート21cm
プレート26cm
プレート17cmと21cm
プレート21cmと26cm
デザート編
おかず編と同じく、こちらも同じ大きさのシュークリーム(直径7cm)を盛り付けてみました。
プレート17cmと21cmは5cmしか大きさが変わりませんが、このサイズのお菓子なら21cmは17cmの2倍盛れます。
プレート17cmと21cm
プレート21cm
イッタラ・ティーマのどの色を購入すればよいか
イッタラのティーマは定期的に色の入れ替えがされていますが、5色程度のバリエーションがあります。
どの色にするか迷いますよね。
初めて購入されるなら、やはり定番の白がオススメです。
理由は3つあります。
- いろんな料理に合わせやすい
- 他の食器と合わせやすい
- 買い足す時に常にあるので、廃盤で買えなくなることがない
以下で詳しく説明します。
いろんな料理に合わせやすい
ティーマの白は、漂白したような真っ白でなく、少しクリームがかった色です。
絶妙な色味をしており、載せる料理を選びません。
他の食器と合わせやすい
ティーマはひと目見て分かるシンプルなデザインです。
さらに白であれば、他の食器がどんな個性的なものと合わせてもなじんでくれます。
廃盤で買えなくなることがない
ティーマの色バリエーションは定期的に入れ替えがあります。
気に入っていた色が買い足す時には廃盤になっていた、ということはありえます。
白ならそんな心配がないので、割れ・欠けがあったり、家族が増えたりした時も買い足しできますよ。
買う前は地味じゃないかな?と不安でしたが、使ってみると全くそんなことはなく、毎日のように使っています。
イッタラ・ティーマのデメリット
万能と思われるイッタラのティーマシリーズにも、使いにくいところはあります。
それは
- 重さ
- シンプルすぎる
です。
以下で詳しく説明します。
重さ
ティーマは一般的な食器より少し重めです。
食器の重みは、食事中の食器を安定させ、食べやすくするという役割があります。
しかし、重いということはお皿洗いがしにくいということでもあります。
一度に沢山手洗いをする状況だと、手首に負担がかかります。
ご家族が沢山いて、お皿を手洗いする場合でティーマの購入を検討されているなら、この点を考慮に入れてみて下さいね。
手洗いで家族分、何枚も洗うとなると、正直辛いです。
食洗機が使えない状況なら、私は使う頻度を下げます。
シンプルすぎる
ティーマのデザイナー、カイ・ボイスンいわく「色が唯一の装飾」であるティーマ。
余分なものがないので、料理によっては、ただ盛り付けただけではなにか物足りないと感じるものもあります。
料理によっては、見栄えを良くするために、盛り付け方に気をつけたり、ランチョンマットを敷いたりするなど、ひと工夫加える必要があることは、デメリットとして知っておいてください。
まとめ
イッタラのティーマは食洗機や電子レンジなどに対応し、使い勝手のよい食器です。
初めて購入されるなら、オススメはメイン料理を盛り付けるのにピッタリなプレート21cmです。
プレート21cmに合わせてさらに揃えるなら、他のサイズのプレートとボウルもオススメです。
プレートは17cm・26cm、ボウルは15cm・21cmが使いやすいです。
プレート17cmはお菓子、26cmはワンプレートの盛り付けに向いています。
ボウル15cmはスープやシリアル、21cmはうどんなどの汁物に使えます。
お家ごとのよく作る料理の種類や量に照らしわせて選んでみてください。
色は白がオススメですよ。
ティーマは種類が多く選ぶのに迷ってしまいますが、これだ、と思うものを見つけた時には一生もののお気に入りになります。
あなたの暮らしに会ったティーマに出会えるといいですね。